ひとり綴り

友だち

友だちのSさんが、

わたしのことを心配?してくれます

どうして仕事しないの?

聞いてくれます。

尋問ではなく、非難でもなく、

どうして?

と。

わたしは正直に

何にもできなんだよ、と言いました。

そんなことないよ~と彼女はいってくれました。



私は今までバイトも含めて、

一度も「これならできる」と思った仕事はありません。

「何にもできないんだよ~」と これまでのことを打ち明けると、


彼女は「成功体験がないんだね」と言って、納得したのか、もうそれ以上は言いませんでした。


でも
「成功体験がないんだね」と教えてくれたので、

「そうか、わたしには成功体験がないのか。だから一歩が進めないのか」
と自覚することができました。


そうすると、客観的にみられるようになり、(他人のことなら)

『次の仕事はできるかもしれないじゃん、今までと違う仕事ならできるかもしれないよ』

なんて
思えたりして。


わたし、
自分が能力がなくて仕事ができないことを、

はずかしくてあまり人に言えないんですね。

(そう思っているのは自分だけで、周りはすでに気付いているのかもしれませんが)

Sさんには、本当のことを言えたのです。

Sさんだから、打ち明けられたのだと思うのです。

Sさんという人がいてくれて、わたしは救われたと思います。