ひとり綴り

習い事

子どもの頃にいくつか習い事をさせてもらいました。

小学生の頃です。

一、二年で辞めたものもあれば
高校生になるまでつづけたものもあります

それらのどれも、
今現在の、特技と言えるものは、ありません。

せっかく、お稽古料を払ってもらい、習わせてもらったのに、

何ひとつ自分のものにできず、
親がだしてくれたお金をムダにしてしまい、
私は出来の悪い子どもだと、

思っていました。



ですが、

習い事をさせてもらったおかげで、

集中力がついたかもしれないし、

脳に良い刺激があったかもしれないし、

情緒や芸術性が養われたかもしれません。


他の人に比べると、笑っちゃうくらい何も身に付いていないかもしれませんが、

習っていないよりは、

いくらかは、良い影響があっただろうと思うのです。

それがあっての、今の私なわけで。

習っていなければ、もっと生きづらいここまでだったかもしれません。

決してムダではありませんでした。



習い事をしていた時の場所や、先生も、なつかしく、

そこで過ごした時間や情景も、

思い出として、私の記憶に残っています。





せっかく習い事をさせてもらったのに、それを役立てることもできない自分は
だめな人だと思っていましたが、


そんなふうに思わなくても良いのだと、今は思います。


自分がだめな人間か、そうでないか、
決めるためのものではない。


色々な経験をさせてもらえてありがい。
そこにあるのは感謝だけなのでした。




先日母と習い事の話になり、習わせてもらえてよかったよ、
と、伝えることができました。

母も喜んでくれたようでした。



また少し進めた気がします。



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ありがとうございました(*- -)(*_ _)