ひとり綴り

前進

友人に会いました。
彼女は仕事を始めました。
前から働いてはいたけれど
バートからフルタイムへ。
内容も難しくなったようです。

前はパートの人が多い部署だったようですが
今は社員の人ばかりの中で働いているそうです。
社員の方々も老若男女(老でもないか。ベテランの方)、
いろんな人がおられ、
いろんな考え方があり。
それぞれの考え方に基づいたやり方で仕事をしておられる、
そのことに大きく戸惑う
と言っていました。

彼女は、以前は子育て中で、思うように働けず、そんな自分を歯がゆく思っていたようでしたから
今回の仕事の移動は、彼女にとって
思い切って飛び込んだ新しい世界、
自分を試してみる次のステージ
といったところでしょうか。

話をしてみると
彼女は雰囲気がかわっていました。
たいへん と言っているけれど、
自信のようなものが感じられました。
しっかりと前へ進んでいるように見えました。
よかった。

思うように動けていなかった彼女が、
子どもの手が離れて
ついに動き出した。

できるところまでやってみる と。

よかったね。

学生時代とかわらず
笑顔の多い彼女。

同じ笑顔なのに、何かが違う。

同じ笑顔なのに、その顔には自信があらわれている。

そうだよね。

子育てという大仕事をやり終えて、
次の段階へ進んでいる。

新しい仕事も、順調にこなせている。

充実しているんだね。

たいへんだけど、こなせているという自信。

社会に出て働く仕事。

職場の一員として認められる自覚。


彼女を見ていると、外に出て働くことは
いいものだな
と思いました。

それはきっと彼女が望んだことだから。

希望がかなったから。

以前のもやもやしていた彼女を知っているだけに、
本当によかったと思いました。



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