ひとり綴り

車掌さん

電車で出かけました。
いつもは車なので私にとっては特別感があります。

今どきはとても便利で、
携帯電話でネット検索すると、
どの電車に乗ればいいか、簡単に知ることができます。

助かります。

週末だったので、レジャーに出かける人も多かったのでしょう。
駅のホームも、電車の中も、にぎやかでした。

夕方、帰りの電車をホームで待っでいた時、

私は足元の番号を見て一番前に並んでいました。

足跡のマークが描いてあるので、
きっちりその上に立ちました。

私の隣で小さい男の子とお母さんが並びました。

私の足跡の隣の足跡に、

男の子が小さな靴を履いた足をぴったりと合わせて立ちました。

私はそれに気を止めていましたが、もちろん素知らぬフリです。

 
その後まもなく電車が入ってくることを
車掌さんが伝えました。


車掌さんは丁度私達のすぐ前で、
腕を上げたり笛を吹いたりしていたのでしょう。

その時、
私の隣の男の子が、

右手の指をきちんと揃えて、
おでこの右上に構えました。

敬礼です。

男の子は、車掌さんがその場の業務を終えるまで、敬礼のポーズを続けました。

瞳はしっかりと車掌さんを見上げています。



か…

かわいい… (≧▽≦)



車掌さんは男の子の敬礼には気づきませんでしたが、


わたくし、


これにはポーカーフェイスを貫くことができず、


ついつい

男の子にむかって ウンウン

とうなづいてしまいました。


グッジョブ!!(心の声)




本当に、小さい子はかわいいですね。

でかけたおかげで
いいものを見せてもらうことができました。




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お読み下さり
ありがとうございました( ´∀`)