ひとり綴り

制服

高校生を見かけました。
制服姿、自転車、荷台には指定の通学カバン。
夏服、半袖シャツ。
風を切って走っている。

去年までは、我が子もあの中にいた。

なつかしい。

思わず目で追ってしまう。

我が子の姿と重ねてしまう。


3年間、あっという間でした。

もう二度とあの制服を着ることはないし、
あの学校へ通うこともない。

時間は戻らない。



高校生活を快適に送るために最大限のサポートができただろうか。

毎日笑顔で送り出して笑顔で迎えることができただろうか。

足りないことが多かった。


出来たことは3年間どうにかお弁当を作り続けたことくらい。

立派な親でなくて申し訳ない。


こんな母の元から通っていたけど
我が子は3年間高校生活をこなしていました。

学校のきまりに従って
通学し
授業を受け
行事に参加し
部活やクラス活動に協力していました。

卒業アルバムの寄せ書きのページに
クラスメイトの書き込みがありました。

我が子のことを信頼してくれる子もいたようです。

お世辞かもしれないけど
温かい書き込みがありがたい。

そしてそこから我が子の学校での様子を
想像することができました。

派手さはないけど
いい時間を過ごせたのではないだろうか。
落ち着いた雰囲気のいい学校でした。




先日見かけたあの高校生たちも
一人ひとり
きっといい時間を過ごしている。


そしてお母さんたちも
それぞれ
お子さんのそばで寄り添っておられる。



あわただしいけど
そばに居られるいい時間。



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お読みくださりありがとうございました。