人
何年も前に、亡くなった人がいます。
突然の訃報にとても驚いたことでした。
家族の人の悲しみが、あまりにも大きく、
なんと言って言葉をかけていいのか わかりませんでした。
今でも、その話には、私からふれることはできません。
あの日から、毎日の生活の中で、大切な人がいないまま、たくさんの出来事があったことと思います。
何度、あの人がいてくれたら、と思うことがあったか知れないでしょう。
何度耐えられない程の悲しみに押しつぶされそうなったことか…。
それでも気丈に、そして優しく、周りに対して温かく振る舞うその人のことを、
私はとても立派だと思います。
なんと強い人なんだろうと。
私も彼女に対して優しくなりたい。
彼女が安心して心を許せる相手でありたいと思います。