ひとり綴り

チョコ🍫

バレンタインデーだなんて、中学生の頃は、恥ずかしくてチョコを渡すことなどできませんでした。

意中の人がいるということさえ、ひた隠しにし、

友だちにも、誰にも言わず、

一人で思いをつのらせておりました。

(今考えるとちょっとこわいですねぇ(^_^;)


近所のお菓子屋さんかスーパーかで

一応チョコは買ったのですが

始めから渡すつもりなどなく、

チョコを買うだけでドキドキでございました。

買ってきたチョコは、自分の部屋の、机の下の、奥の方に置いているボックスの中。

ボックスの一番底に隠し入れ、上から他の物を入れ、

絶対に誰にも見つからないようにしていました。



誰も、私のそんなことに興味を持っていないでしょうに…

その時の自分にとっては、絶対に誰にも知られてはならない最重要機密事項だったのでしょうね。

想い人がいる、というだけで、とてもとてもはずかしかったのでしょう。

いたって大真面目に思いを寄せる人への気持ちを大事に秘めておりました。


今思うと、奥手を通り越して、前途多難ですねぇ(^_^;)



当のチョコは、渡さないのでそのまま放置され、

何ヶ月も経ってから発掘され、私のお腹におさまったのでした。


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今週のお題でした。