ひとり綴り

お気に入り

お台所の電化製品。

電気湯沸かし&保温 ポット。

結婚してから、一番買い替えていると思う。

コーヒーが好きで、インスタントコーヒーをよく飲むので、いつでもお湯が使えるようにしていました。

保温にも電力がいるので、やめれば節約になると、分かってはいるけど、ついつい、壊れては買い、ずっと使っていました。

今回何度目かで壊れたのですが、
電気ケトル』という物を、いただきまして、使ってみることにしました。

これがまた、使ってみると、たいそう便利で、コーヒー一杯くらいのお湯ならすぐに沸くので、何の問題もありませんでした。

コンパクトで場所もとらないし、たいへん気に入っています。

電気ケトルというものが世の中にでてきてから、もう随分たつのでしょうが、ようやく私のところまで広まりました。

今とても気に入っている物です。



壊れたポットの方は、電化製品などを引き取ってくれる業者へ持って行きました。

そこのおじさんが快く受け取ってくれました。

ひとつ用事が済んだと思い、帰りながら、ふと振り返ると、私のポットが軽やかに空に浮かんでいるのが見えました。

金属類の回収品の山へ向かって、おじさんがポットを大きく放り投げたのですね。

あ〜れ〜〜〜


何となく、物寂しいような気もしましたが、壊れた物を大事に持っておく訳にもいかず、これで良いのです。

ついさっき、おじさんが、ポットを受け取る時に、

「はい、ありがとうね〜」と、言ってくれたことを思い出します。

放り投げられたけど、おじさんはちゃんとお礼を言ってくれたので、

それでよかったと思えました。

おじさん、「ありがとう」と言ってくれて、ありがとう。

その一言があったことが、私とポットには救いでした。

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大げさな話ですみません。

お読み下さりありがとうございました。