ひとり綴り

球技会

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暑い休日。
夫は地域の球技大会。
毎年毎年参加している。


夫は、初めて参加させてもらった頃はまだ若く
今よりもっとエネルギッシュでした。
私は今の落ち着いてきた夫が好きですが。

初めての参加から何年か後には
運営に携わる役割のグループにも参加させてもらい、毎年恒例の行事として まるで仕事のように 愚痴も言わずに参加していました。 

今はようやくその役割も卒業し 声をかけてもらって参加する立場になりました。
若い人からある程度の年齢の方まで 地域の住民が参加する行事なのですが  
始めはまだ若手として参加していた夫も だんだん年齢が上がり 年長者に近づいてきているようです。 
あの頃 おじさまだけどスポーツ得意なんだなぁと思って見ていた方々に 近づいている、そう思われる立場に近づいているのです。

こんなことを思ったきっかけは 終わった後の慰労会でした。
若い頃は 慰労会ではどんどん飲んで 他の人たちと大いにしゃべり 最後まで残ってワイワイ楽しむ人だったし 慰労会の内容を工夫して変えてみたり それはもうエネルギッシュだったんですよ。 

その夫が 昨日は 寝てた〜
と言って帰って来たのです。
信じられない。
飲み会で寝るなんてこと 絶対しない人だったのに。
飲んでしゃべって もう 夫がしゃべり続けるからお開きにもできないのでは?と思うほど そういう場所が好きだったのに。
寝るなんて…!
月日が経つというのは そういうことなのですね。
老化という意味ではなく もう 気を使って場を盛り上げなければならない という役割を つとめあげ 卒業しているということなのですね。
あの頃大御所のようだった人も 若い頃はクルクルと下働きをしていたのでしょうね。
そして 今忙しく準備やお世話をしてくれている人たちも いずれは どっしりと参加だけしていればいい時が来るのですね。
そしていずれ ほんとの卒業で 参加もしない時がくるのでしょうが。

そう思うと 夫は何年もの間 真面目に役割を果たし きっと後悔のない関わりをして来たのだろうな と思えます。
他の事に対しても 後悔のないような 精一杯の関わりをしているのでしょう。
そういう誠実なところに 私はひかれたのだと思います。
そうだった気がします。
この人なら大丈夫。信頼できる人だと。


私はこのブログで夫のことはほとんど書いていないのですが
今日はたくさん書いてしまいました。
なぜだろう。 
他の方々のブログに影響されたのでしょうか。たぶんそうです(^ν^)





お読み下さりありがとうございました。