ひとり綴り

散歩

散歩が 好きです。

夕暮れ時、涼しい風が そよぐ頃。

静かな夜。

空気の澄んだ早朝。

春の頃。

秋の頃。


あれこれ思いながら ゆっくり歩く。

あまりに気持ちがいい時は この時間を
だれかと共有したくなる。




はるかな日

若かった。

自由だった。


仲の良かった友達と よく一緒に過ごした。

自転車に二人乗りして、海まで走った。

夜遅くまでたくさんしゃべった。

おかしくて笑いが止まらないこともあった。

買い物に行ったり 美味しいものを食べに行ったり、旅行にも行った。

一緒にいるのが心地良かった。

楽しかったエピソードを今も覚えている。





あんなに楽しかったのに。


もう戻れない 青い日。


心の中で いつまでも 残っていればいい。

あんなに楽しい時間が あったのだ。

確かに。



今はもう、お互い、お母さん。

子どもが、あの頃の私たちくらいの年齢になっている。


子ども達も又

楽しい青春時代を送ってくれればいい。


時代が変わっているので

同じではないけれど

若くて 自由な 貴重な時間に

たくさんの経験をしてほしい。
学んでほしい。

心を養ってほしい。




お母さんになった友だちと 久しぶりに会えたなら

そんな話ができればいいなぁ と思います。




f:id:arupejio:20180524233154j:plain