ひとり綴り

読書

子どもの頃から、読書が苦手で、読書感想文も苦手だった。

国語の成績はよかったのに、なぜか本は読まなかった。

小学校の推薦図書で本を買ってもらっても、最後まで読めなかったような気がする。


いつの頃からか、読書に憧れるようになった。

読書する人って、賢そうで素敵。


私も読んでみよう。

本を買ってみる。

読み始めても、すぐに眠くなって…寝てしまう。


また別の本を買ってみる。

読めない。

その繰り返しだった。



そんなとき、大江健三郎さんがノーべル賞を受賞されました。

その時私は無謀にも大江さんの本を読んでみようと、大江さんの本を買いました。

案の定最後まで読めなかったのですが。

読書に憧れるだけの者には難しい課題でした。

当然です。


時は流れて、お陰さまで今は少しは本を読めるようになりました。



今週のお題「読書の秋」ということで、秋の夜長に読んでみたい本を考えた時、

大江さんの本を思い出しました。

今なら読めるかもしれない。

物置にしまったままになっているはず。

秋の夜長に、リベンジ。

大江さん、今度は最後まで読ませていただきますよ。